
優れた経営者というのは、マクロ視点(経済や業界の洞察)とミクロ視点(会計情報に基づくマネジメント)の両方の目で分析し、判断できる経営者であると考えています。
しかし、「自分のビジネスの業界のことやそれに関わる経済政治の動きは理解しているが、会計についてはイマイチ」という経営者も少なくありません。
他国に比べて、会計教育が重要視されていない日本では、ある意味仕方のないことです。ですが、会計は「お金をものさしにした世界共通の経営管理技術」ですので、決してないがしろにはできないのです。
マネジメントで重要なのは、経営の分析力です。つまり、経営内容を測定することが重要なプロセスになります。
「どんぶり勘定」という言葉を聞いたことあるかと思いますが、これは自社の現状把握を放棄していることであり、危険な状況です。
経営を理解するには、会計情報をベースとした財務分析・経営分析が欠かせないと考えています。とはいえ、分析力というのは一朝一夕で身につくものではありません。ですので、訪問時に数字の感覚を養うためにお互いにディスカッションを行います。
どうか私と長く付き合っていただける皆様、私のことを「先生」と呼ばないで下さい。
とても違和感を感じるからです。
皆様とはパートナーとして共に歩み続けたいと思っていますので、そこに上下の関係はなく常に対等であります。
「先生」と呼ばれるがあまり、勘違いをしてしまっている人が少なからずいます。
そういう人にはなりたくないのです。
皆様、士業の扱い方がわからず、報酬を支払って仕事を依頼するだけの関係になっていませんか。
士業といっても、税理士に限らず、公認会計士、弁護士、社会保険労務士、不動産鑑定士、司法書士、行政書士など士業はたくさんあります。全ての士業との関係を構築しながら、経営をしていくには膨大なコミュニケーションコストがかかり、容易ではありません。
しかし、税理士は他士業とは異なる特徴が一つだけあります。それは、会社の発展とともに継続的に関わり、決算申告をするうえで必要不可欠な専門家であることです。そこでお伝えしたいことがあります。
どの道、報酬を支払うのであれば、安さだけでお決めにならないで下さい。
本当に信頼できるか、いざという時に全力を尽くしてくれるかどうかを見極めて、投資して下さい。
弊事務所は税理士として、他士業とのハブとなり、あらゆる専門的能力を発揮してサポートします。
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